共働きの夫婦にとって、家事の問題は深刻です。共働きをしていると家事までなかなか手が回らないことがどうしてもありますよね。
という悩みを持っている女性が多くいるのはよく聞く話ですが、そういった悩みを抱えているのは、実は妻である女性だけではありません。
妻が家事をしてくれないと悩んでいる男性も実は同じようにいるんですね。
今回の記事では
- 共働きの妻が家事をしない理由
- 妻が家事をしない時の対処法
- 共働き夫婦の家事の負担を軽くしてくれるサービス
について紹介していきます。
妻が家事をしてくれなくて悩んでいる男性にむけて詳しくまとめました。
目次
共働きの妻が家事をしない理由

共働きのご夫婦で妻が家事をしない理由どんなものがあるのでしょうか?
とはいえ、そもそも家事をする気がないという女性はほとんどいないと思います。
ではなぜ家事をしないのでしょうか?
おそらく家事をする気がないのではなく、やりたくてもできない理由があるのではないでしょうか。
家事をしたくてもできない理由がいくつか考えてみました。
仕事で疲れている
毎日の仕事で疲れて、家事をする気力がないという理由です。
仕事をしていると、本当に疲れますよね。これは男性が女性か正社員かパートかなどに関わらず、誰にでも言えることです。
朝が早かったり、夜遅くまで仕事をしている方もいますし、体力をを使う仕事、責任が重い役職についていたりするとなおさらですよね。
さらにお子様がいる家庭だと、仕事と育児の両立でヘトヘトになってしまいます。という女性が多いです。
という女性はたくさんいます。
この場合、妻には家事ができていないことに罪悪感があって、そのことが本人のストレスになってしまっていることも考えられます。
仕事で疲れている上に、家事ができていないというストレスで、妻は心身ともに疲弊してしまっているかもしれません。
家事分担がうまくいっていない
夫と妻の家事の分担に偏りがあることも、理由の一つに考えられます。
妻の担当の家事が極端に多く、負担が大きくなってしまっているために、家事ができない状況になっているのかもしれません。
特に、気づきにくいようなちょっとした家事って意外と多いものです。
そういう家事を、知らないところで妻がしてくれていて思っている以上に妻の負担が大きくなってしまっているということは結構あるんですよね。
また、妻がそのことに不満を感じていて
- 「自分ばかりが家事をしている」
- 「共働きなのになぜ私だけ?」
と感じてしまい、ストレスの原因になってしまっていることも少なくありません。
苦手な家事がある
男性の中には、女性は家事が得意、家事ができることが女性らしいと思っている方がいます。
ですが、すべての女性が家事が得意というわけではありません。
家事全部が苦手という女性もいれば、洗濯は好きだけど料理は嫌いという女性もいます。
妻が家事をしない理由の一つに、不得意なことや苦手なことを後回しにして、結果として家事をしていないことが挙げられます。
自分は家事をできている?妻だけに家事を任せきりにしてないか確認

共働きをしていて、家事もやらなくてはならないとなると毎日の生活が本当に大変です。
そんな中で「妻が家事をしてくれない」と思ってしまう男性も多いかもしれませんが、自分自身はちゃんと家事ができていますか?
家事=妻の仕事。という考えを捨てる
昔は、専業主婦のお母さんと、家事を全くしない仕事人間のお父さんがいる家庭が一般的でした。
現在でも「女は家にいて家庭を守るものだ」「家事は女性がして当たり前」という考えを持っている男性も少なからずいます。
はっきりと口に出して言わなくても、結果として妻に家事を押し付けている男性は多いものです。
お互い仕事もしているのですから、共働き夫婦においては原則家事は平等負担です。
自分はやっているつもりでも実はできていない
洗濯物を干して、「自分は家事ができる夫だ」なんて思っている男性は要注意です。
家事って、実はとても細かいものです。
洗濯だったら、
- 衣類を洗濯機へ
- 洗剤を入れてスイッチ
- 洗った衣類を干す
- 乾いたら取り込む
- たたんで、衣装ケースなどへしまう などなど
細かい作業の連続で、洗濯は成り立っています。
洗濯物を干しただけでは、このうちの1つの作業をしただけなんです。
それ以外は妻がやってくれていたんです。
その他の家事でも同じです。
食事の後の食器洗いをしてくれる旦那さんは多いと思います。でも、食事の後片付けは食器を洗うだけではありません。
- テーブルを拭く
- シンクの掃除
- 三角コーナーの生ゴミの処理
- 洗った食器が乾いたら食器棚へ戻す
など、食器洗い以外にもたくさんあります。
掃除にしても同じように様々な作業があって1つの家事が達成されます。
自分はやっていると思い込んでいるけど、実は全然家事ができていないということ、ありませんか?
大切なのはコミュニケーション
妻でも夫でも、どちらにも言えることですが責めるのは逆効果です。
特に、「家事をやらなければいけない」と分かっているけどできない状態なら、なおさらです。ますますやる気をなくしてしまったり、夫婦の信頼関係も壊してしまうことだってあります。
妻が家事をやらないことだけに文句を言う、嫌味を言うなどはやめてあげてくださいね。
大切なのは、コミュニケーションです。
家事のことに限らず、普段からなんでも言える関係を作っておくことが大切です。
そうしておくと、妻が家事をしない理由も尋ねやすかったり、妻の方から話してくれるかもしれません。
妻が家事をしないときにどうすればいいのか

共働き夫婦で、妻が家事をしないときは、どうすればいいのでしょうか?
具体的なポイントは2つです。
- 家事を適切に分担
- 家事量の見直し
そして、必要であれば、時短サービスの利用をおすすめします。
それぞれを詳しくご紹介します。
家事分担についてもう1度話し合ってみる
家事分担がしっかりできているか話し合いましょう。
妻の考えや気持ちなどをしっかりと聞き、自分自信の気持ちも伝えてください。
お互いの気持ちを確認し、その上で家事分担を話し合うことがおすすめですよ。
その時、家事を書き出してリストアップするのがオススメです。
必要であれば家事分担表をしっかりと作って書き出していきましょう。
こうすることで、役割分担がしやすくなります。
妻の苦手な家事があれば、夫が担当するか夫婦二人で協力しながらやっていきましょう♪
家事の負担を減らす工夫をする
家事全体の量を減らす工夫も必要です。
家事をリストアップしたら、その中で回数を減らせるものがあれば減らしていきます。
役割分担するときは、家事に優先順位をつけて、必要性の高い家事がどちらかに偏らないようにします。
こうして、家事全体の量を減らすことで家事の負担を軽減できます。
共働きで家事の負担をなくしてくれるサービス

最近では、共働き家庭が多いので、時短アイテムやサービスなどが増えてきています。
家事代行
家事代行サービスは、専門のスタッフが家庭内の家事を代わりに行ってくれるサービスです。
日時と内容を指定すると、家事代行スタッフが自宅にきて家事を変わりにしてくれます。
依頼する会社にもよりますが、日常的な家事の範囲内であれば、ほぼすべて依頼できます。
その一例です。
自宅の掃除、片付け、収納、ワイパーがけ
食器洗い、台所の掃除
洗濯
アイロンがけ、クリーニング
水回りの清掃(トイレ、洗面所、風呂場、キッチン)
窓拭き
靴磨き
ゴミの分別、ゴミ出し
買い物
料理の作り置き など
家事代行サービスのスタッフはお掃除のプロの方も多いですので、例えば水回りの掃除をお願いすると、本当にピカピカに美しく仕上げてくれます。
しばらくは簡単な掃除だけで済むようになり、普段の家事も楽になります。
それに、手の回らない家事をやってもらえることで、心にも余裕ができますね。
時短家電
家電メーカーは、共働き夫婦をターゲットにした時短家電をたくさん作るようになっています。
機能もどんどん良くなってきています。
他にも洗濯物の量を計測して自動で洗剤を入れてくれる洗濯機や食材を入れてボタンを押すだけで料理ができる調理家電なども注目されていますよね。
家電のいいところは、家事をほったらかしにできるという点です。
設定さえすれば、ほったらかしにしておいても時間が経つと家事をやってくれています。
時短家電にはこんなものがあります。
- ロボット掃除機、コードレス掃除機、ハンディクリーナー
- 電気調理鍋、電気圧力鍋、スチームオーブンレンジ、ブレンダー、フードプロセッサー、ポット、電気ケトル
- 食器洗い乾燥機
- 洗濯乾燥機
- 衣類スチーマー
食材宅配、ミールキット
食材宅配サービスは、ネットなどで注文した食材を自宅まで届けてくれるサービスです。
家事の中でも、買い物や料理の負担を軽くしたいご夫婦におすすめです。
野菜、お肉、お米など基本的な食材はなんでも揃います。
買い物に行く手間を一気に省くことができますね。
食事宅配会社の中にはミールキットの販売をしているところもたくさんありますね。
ミールキットは手間のかかる食材の下処理などが終わった状態の食材を届けてくれるサービスで、届いた食材を炒めるだけで1品作ることが出来たりと共働き夫婦にとってすごく助かるサービスなんですよね。
実際に我が家では食材宅配のヨシケイのミールキットを試してみて、料理をする手間を短縮することができました♪

妻が家事をしないのには理由があった。夫婦で協力して家事負担を減らしていこう。
共働きの妻が家事をしない理由や対処法などについて、詳しくお話ししてきました。
妻が家事をしないのにはちゃんと理由があります。
- 疲れている
- 家事の分担がうまくできてない
- 苦手な家事がある
- 家事代行サービス
- 時短家電
- 食材宅配
などのサービスや家電もぜひ取り入れてみてください。