食の知識

クミンの効能、副作用にはどんなものがある?健康やダイエットに役立つスパイス。

カレーによく用いられることで有名なクミン。

クミンの香りがしてくれるだけで、なんかお腹が空いてきちゃいますよね。

 

そんなクミンですが、健康やダイエットに効果がある効能や栄養素をたくさん含んでいるスパイスなんですね!

今回はクミンが僕たちの体に与えてくれる効能や、副作用、使い方などを丁寧に解説してききます。

 

  • クミンとは?
  • クミンの効能
  • クミンの副作用
  • クミンパウダーとクミンシードの違い
  • クミンの使い方

 

そもそもクミンとは?

クミンとはセリ科の一年生草木であり、高さは20-40 cm程度。株全体に毛はなく、葉柄は長さ1cm程度と短く、針形の鞘がある。

インドからヨーロッパにかけて広い範囲で栽培されおり、現在の最大の輸出国はイラン。

 

最も古くから使われているスパイスの一種とされており、古代エジプトの医学書にも記載されています。

古代ギリシアや古代ローマでは薬用や美容、食卓に備え付ける薬味としても使われていました。

 

ぺぺ
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カレー作りや様々な料理に利用するのが日本で一般的ですよね。

 

クミンシードを使うことでカレー特有の味わいと爽やかさを感じることができます。

トルコ料理、ポーランド料理、スペイン料理などでもクミンシードはよく使われています。

 

クミンシードとクミンパウダーの違い

クミンの呼び方でよく聞くのはクミンシードとクミンパウダー。

この違いって何?という疑問を持つ人も多いかもしれませんがこの2つの違いは簡単で

クミンシードを粉末にしたものがクミンパウダーと呼びます。

 

ぺぺ
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もとは一緒の食材でも、それぞれ料理に使うタイミングで効果が違ってくるのでうまく使い分けていくのが大切です

 

クミンの効能、栄養素

そんなクミンの効能ですが、様々な栄養素を含んでおり、体に良い効果を与える効能も多く注目されています。

 

『クミンに含まれている代表的な栄養素』

  • ビタミンA、ビタミンB群などのビタミン
  • カルシウム
  • マグネシウム
  • カリウム
  • 鉄分

 

そんな栄養素を含む、クミンですが体にいい影響を与えてくれる効果も多く

 

  1. 消化促進、食欲増進
  2. 抗酸化作用
  3. ダイエット効果
  4. デトックス効果
  5. 免疫力の改善
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健康にも役立つ香辛料!

 

体をよくしてくれる多くの効能がクミンには存在します。いくつか詳しく解説してみますね。

 

消化促進、食欲増進

クミンに含まれているクミンアルデビドには消化器官を刺激して消化促進、食欲増進さえる効果があります。

暑い夏でもカレーなら不思議とモリモリ食べることができるのはクミンアルデビドの消化促進、食欲増進効果のおかげですね。

 

抗酸化作用(アンチエイジング)

クミンに含まれているビタミンC、ビタミンE、クミンアルデビドなどには抗酸化作用の効果があるため、結果アンチエイジングにつながっていきます。

抗酸化作用は細胞の老化や、肌のたるみやシワ、病気の予防に効果がありますので美しい体を保ちたいという女性にとって嬉しい効能ですね。

 

ダイエットにも効果あり。

クミンはダイエットにも効果があると話題になっています。

胃痛や腹痛や下痢の改善、消化促進にも効果があると言われているので、これだけ聞いてもダイエットに効果がありそうな感じはしますよね。

 

クミンの成分でダイエットに効果があるとされているのが植物ステロールとリモネン。

それぞれコレステロールの吸収を抑える効果があり、ダイエットに一役かっているというわけですね。

 

実際にクミンパウダーを取り入れたダイエット食事療法を、肥満女性88人を対象に行ったところ、体重や体脂肪率が減少したという研究もされています。

 

クミンの副作用

さまざまな効能があるクミンですが、副作用もあるので注意しておきたいところ。

クミンの副作用として

  • セリ科のアレルギーがあると発症する
  • じんましん
  • 喉のかゆみ
  • 呼吸困難

などの副作用が起こりうる可能性があります。

 

クミンの使い方。

クミンは独特の香りとスパイシーなコクが特徴です。

カレー作りにはかかせない香辛料でカレーの匂いと言ってもいいくらいです。

ぺぺ
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カレーの他にも香りやコクだし、食材の臭みを取ってくれたり、料理のうまみを引き立てる役割をしてくれるので色んな料理に使うことができます。

 

クミンシードとクミンパウダーで使い方が違う。

一般に市販されているクミンには粒子状のクミンシード、クミンシードを粉末にしたクミンパウダーの2種類があります。

どっちでもいいじゃん。と思いがちですが、それぞれ特徴があって活躍できる場面や効果が少し違ってきます。

ぺぺ
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それぞれの特徴を活かせる料理に使っていきましょう♪

 

クミンシードは炒めて香りを立てる

クミンシードの特徴は炒めることで香りが引き立ちます。

使うタイミングとしては具材を炒める前ですね。油をひいてクミンシードを炒め、油に充分クミンシードの香りを移していきます。

充分に香りが引き立った状態で具材を炒め調理をしていくことで香り高い料理が出来上がっていきます。

 

クミンパウダーは下味や仕上げに

対照的にクミンパウダーは料理全体にクミンの香りや深みを広げていくために使っていくので、仕上げの味付けに使ったり、具材の下味に使っていきます。

また、スープやソースなど全体的に味を広げたい時に使うのが効果的です。

 

クミンは体にも良くて使い勝手のいいスパイス。

クミンの効能には体に良い効果を与えてくれるものが多いです。

こうやって見てみると様々なものがありますが、クミンのあの香りを嗅いだだけでお腹が空いて食欲がわいてくるあの感覚はクミン特有の香りと効能のおかげってことですね。

 

クミンはスーパーなどで手軽に手に入りますし、色んな料理に使うことができる万能のスパイスなのでぜいうまく使ってみてくださいね。