
そんな風に思っている方も少なくないはず。
特に共働きをしている方は朝お弁当を作るのは本当に大変ですよね。
結論を言ってしまうと
食材や調理方法を工夫すれば、お弁当に入れるおかずを前の日の夜作ってもなんの問題もありません。
そこでこの記事では
- お弁当に詰めるおかずを前の日の夜作るメリット
- 夜作るときの注意点
- お弁当に詰めるときにおすすめのおかず
をお話ししていきたいと思います。
注意するポイントをおさえた上で、前の日の夜にお弁当のおかずを作ってみましょう!
そうすれば、会社や学校へ持って行っても傷んでいないか、などの心配をすることなく、美味しくお弁当を食べることができますよ♪
朝の時間がラクになれば、いつもよりちょっとだけ長く寝れたり、コーヒーをゆっくり飲む時間だってできちゃいますね♪
目次
弁当のおかずを前の日の夜作るメリット

まず、お弁当のおかずを前の日の夜作っておくことには、どんなメリットがあるのでしょうか。
そんな声も聞こえてきそうですね。
しかし、前の日の夜に頑張って作ることで、得られるメリットはたくさんあるんです。
朝の時間にゆとりをもてる
これは、一番のメリットと言っても過言ではないかもしれません。
朝ごはんを食べたり、着替えたり、メイクをしたり…なにかと時間のかかる朝。
そんな忙しい朝に、さらにお弁当を作る時間までかかってきてしまうと、もう大変です。
朝は30分でも長く寝ていたい・・・
前の日の夜におかずを作っておけば、朝はお弁当箱の中に盛り付けるだけなのでかなりの時間を短縮できます。
その分、身支度に時間をかけられたり、ゆっくり朝ごはんを食べることもできますよね。
冷ます時間を短縮できる
菌の繁殖を防ぐ為にも、お弁当は冷ましてから持っていくことがマストになります。
ですので、お弁当を持っていく当日の朝に作ると、冷ます時間も逆算して作り始めなければならないため、必然的に早めに作り始めなければなりませんよね…
前の日の夜作っておけば、お弁当が冷めるのを待たずにすみます。
これは1つ目に挙げた、朝の時間にゆとりをもてるというメリットにつながってきますね!
夜ご飯の残りを消費できる
夜ご飯が食べきれずに、ほんの少しだけ残ってしまう…なんてことはないでしょうか?
そんな時は、次の日のお弁当に詰めてしまうのも1つの手です。
食べきれなかった夜ご飯の残りって、お弁当での1品にちょうどいい量のことが多くないですか?新しくお弁当のおかずを一品考えたり、作る手間も省けます。
ただ
そういう方も、もちろんいらっしゃいますよね。
私もたいてい食べきっちゃいます…
そういう方は、翌日のお弁当のことを考えて、夜ご飯をあらかじめ多めに作っておくのがオススメですよ!
節約できる
と思う方もいるかもしれませんが、実は意外と関係あるんですよね。
例えば、「お弁当を作ってる時間がないから、今日はもう諦めてコンビニでお弁当買っていこう…」
なんてことは、今までになかったでしょうか?
ドキッとした方は、前の日の夜におかずを作っておくことを強くおすすめします。
せっかく節約のためにお弁当作りを頑張っているのに、たまにこういう日があると結局節約になっていないということになりかねませんよね。
コンビニにいく回数を減り、しっかり節約につながっていきます。
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弁当のおかずを前の日の夜作るときに気を付けること

お弁当を前の日の夜作るメリットは分かっていただけたかと思いますが、それでは実際に作る際には、どんなことに気を付ければよいのでしょうか?
ここでは、注意しなければいけないポイントを5つ紹介していきますね。
味付けは濃いめにする
塩や醬油などでしっかりと味付けをすることによって、菌の繁殖を防ぐことができます。
お弁当は食べるまでの時間がどうしても長くなってしまうので、食材が傷んでしまうリスクをできるだけ避けることが大切です。
使う食材に気を付ける
時間が経つと水分が出てきてしまう生野菜は、長い時間お弁当箱の中に入れておくのには不向きです。
食材と食材の間に仕切りとして、レタスやグリーンカールなどの葉物野菜を入れてしまいがちですが、それもできる限り避けた方がいいでしょう。
どうしても入れたい場合は、水気をよく切ってからお弁当に入れてくださいね!
また、仕切りが欲しいときは市販のおかずを入れるカップなどを上手に使うのも1つの手ですよね。
また、ちょっとした隙間についつい入れてしまいがちな煮物ですが、水分が出てしまうという点でお弁当に詰めるのは、やめておいた方がいいでしょう。
しっかりと火を通す
お肉やお魚を生でお弁当に詰めて持って行くなんてことはないと思いますが、見落としがちなのは卵料理。
ゆで卵は半熟が好き、という人も少なくないはずですが、お弁当に入れるときはしっかりと黄身まで火を通すのが大切です。
卵焼きも同様で、オムライスや3色丼の炒り卵などはついつい半熟にしてしまいがちですので、注意してくださいね♪
食材を手で触れない
きちんと手を洗ってからなら大丈夫だろう、と思うかもしれませんが、ケータイでレシピを見たり、冷蔵庫を開けたり…
料理中は気づかないうちに色々なところを触ってしまっています。
なので、食材を詰める時は菜箸を使うなどをして、食材に手が触れないように注意しましょうね!
また、ついつい素手で握りがちなおにぎりも、握るときはご飯をラップに包んだ状態で、握った方がいいと思いますよ♪
お弁当箱が乾いた状態で詰める
いくら水分の出ない食材を選んで調理をしても、お弁当箱に水滴が付いていて、そこから菌が繁殖してしまっては、せっかく頑張って作ったおかずが台無しになってしまいます。
ですので、お弁当箱や、おかずを入れるカップがしっかりと乾いていることを確認してから詰めていきましょうね。
また、お弁当箱のゴムパッキンの部分には菌が付着しやすいので、きちんと洗って、しっかりと乾燥させることが大切です。
夜のお弁当つくりにおすすめのおかず

そんな人のために、比較的簡単に作ることができるおかずを3つご紹介します!
どれも夜ご飯のメニューの一品になるので、夜ご飯を作るときに少し多めに作っておき、お弁当のおかずにすれば一石二鳥ですよ~!
ぜひ試してみてくださいね♪
鶏の唐揚げ
鶏の唐揚げは、お弁当に入っていると嬉しくなるおかずのひとつですよね。
そのまま食べるのももちろん良いですが、お弁当に入れるときは唐揚げに甘酢をからめるという、ひと手間を加えるのがオススメ。
甘酢をからめることによって、お酢に含まれる防腐・殺菌効果が期待できるので、時間が経って食材が傷む心配も少なくなりますよ♪
いわしの蒲焼き
その気持ちはよくわかります…。とくに夏場の揚げ物は避けたいですよね。
そこでオススメなのが、いわしの蒲焼き。
片栗粉をまぶして、少し多めの油で両面焼いたいわしに、醤油、みりん、砂糖で味付けをすれば完成です!
甘辛い味付けだから、お魚が苦手なお子様のお弁当に入れても、残すことなく食べてもらえそう。
魚はサンマやアジなど、その季節の旬の魚でも楽しめると思います。
人参のきんぴら
メインは詰めたけど、少し隙間ができちゃったな…って時にピッタリなのが、人参のきんぴら。
ゴボウやレンコンを一緒に炒めてももちろん美味しいですが、なかなかこれらの食材は常備していないですよね…。
お弁当作りは毎日のことなので、常備野菜でお手軽にできるものがいいと思います。
醤油、みりん、お酒のスタンダードなきんぴらに飽きてしまったら、カレー粉を使って、カレー味のきんぴらもオススメですよ。
カレー粉にもお酢と同様に、食材が腐ってしまうのを防ぐ効果もあるので、助かりますね。
夜作ったお弁当は朝に温めるべき?
お弁当は食べる直前まで温めるのは、やめておいた方がいいでしょう。
理由は簡単です。
食品は温度変化があると傷みやすくなるからです。
朝、一度温めてから会社や学校へ持って行くこともやめておいた方がいいですが、冷蔵庫から取り出して常温の状態で持ち運ぶ、なんてこともNGです…
なるべく温度変化を減らす為に、冷蔵庫から取り出したら、保冷剤を入れた保冷バッグに入れて持ち運ぶようにし、食べる直前にだけ温めてから食べるようにしましょうね!
お弁当を夜作って朝の時間を楽に。作るときは注意しながら作ろう!
お弁当を前の日の夜作るメリットから実際に作るときの注意点、おすすめのおかずまで盛りだくさんの内容でご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
前の日の夜にお弁当を作るのは、朝時間の短縮だけでなく、節約にもつながったり、様々なメリットがあることもお分かりいただけたかと思います。
そして、菌の繫殖をできる限り防ぐ為にも使う食材や調理の仕方も気を付けることが大切です。